高等予備校入学案内_2022
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鹿児島高等予備校で一年間の浪人生活を送り、この度、第一志望であった東京大学文科二類に合格することができたことを嬉しく思います。僕が浪人生活を送るうえで心掛けたことが三つあります。一つ目は、復習を徹底することです。僕は現役時代、ほとんど復習の時間を設けていなかったため、予習で解けなかった問題は解けないままになっていました。一方、予備校での生活はある程度ゆとりがあったので復習に時間を割くことができ、苦手な分野を無くすことができたと思います。二つ目は、予備校の教材を何度も解くことです。自分の勉強法が不安になってくるとつい新しい教材に手をつけがちですが、これは不安をますます増やすだけだと思います。高予備で配られる河合塾の教材は大学入試を精選した質の高いものなので、教材を何度も通ることが合格の近道だと思います。三つ目は、授業に出席し続け、講師の授業をしっかりと聞くことです。これは当たり前のことのように聞こえるかもしれません。授業を捨てて自習をする人も中にはでてきますが一人でできることには限度があるので、大学入試を熟知した講師の授業を聞くことが大切だと思います。最後に、授業や添削をしてくださった先生方に感謝します。一年間本当にありがとうございました。高校に入ってしばらくして担任との二者面談があった。そこで先生に東大を目指すことを勧められてから、志望大は東大で不変のままだった。今思い返してみると、現役のときは、本気で東大を目指していたわけではなかったのだと思う。その証拠に、一年前の合格発表の日、私は自分の受験番号がそのサイトに載っていなかったことに対して、大した感情の起伏もないまま、すんなりと受け入れられてしまったのだった。後期に九大を受けて帰鹿し、既に送られていた東大の自分の点数を確認してみると、合格最低点の七点下だった。そして得意だと思っていた世界史の点数が想像できないほど低かった。点数に衝撃を受けてからしばらくして、九大の合格通知が家に届いたが、もはやそれに意味など無かった。予備校は進学実績を見て高予備に即決した。浪人の初期はやはり精神的安らぎを求めて高校の知り合いとよく話していたが、それではだめだと悟り、数か月後にはひたすら勉強に集中できる環境を作りにいった。まず話し相手は一人だけにし、オンオフの切り替えをせずに済むようにし、自習室では後ろの方に座って、後ろに人がいないようにした。それからはただ勉強に勉強を重ね、英語・数学・古典の添削を繰り返した。本番では、一日目の国語と数学の手応えが過去最悪で、ホテルで一人泣きそうになったが、浪人して今度こそ得意になった世界史と英語で挽回するぞと何とか自分を奮わせた。合格できて、本当に安心したし、嬉しかった。この一年を糧に今後も努力を続けよう。合格に向けて本気になれた一年間東京大学 文科三類法政大学 経済学部 経済学科有田 敦啓くん(鶴丸高校卒)浪人生活を振り返って自信を持てるようになった一年東京大学 文科二類南新 俊平くん(鶴丸高校卒)東京大学 文科三類奥 泰樹くん(鶴丸高校卒)浪人生としての一年間を振り返ると、思うことが二つあります。まず一つ目は、焦りや不安に苦しめられた、あっという間の時間だったということです。私の浪人生活の始まりは締まりのないものでした。大学に落ちてからの時間をただ浪費して、いつの間にか始まった予備校での生活を何となく過ごしていました。しかし、浪人生に残されている時間は限られており、加えて、すぐに流れていきます。私は度重なる模試と時の流れの速さに圧倒され、焦りと不安に駆られました。気を引き締めて勉強に打ち込むようになっても、時間はあっという間に過ぎていきます。それに加え、模試で良い結果が出ないと、今までの自分の勉強は無意味だったのだろうかとますます焦りと不安が大きくなります。そのような生活を乗り越えられたのは、友人や家族、先生方、事務の方々の支えがあったからこそです。今、浪人生活を振り返って感じる二つ目のことは、その人々への感謝の気持ちです。友人とのひと時の会話や、家族の応援は、心が折れてしまいそうな自分を救ってくれます。予備校の方々全員の支えは、自分が目標を達成するための原動力となります。その支えがなければ、私は第一志望合格を果たせなかったと感じます。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。新たに浪人生活を送り始める人には、早くから気を引き締め、目標達成に向け邁進して欲しいと思います。また私自身も、新たなステージで精一杯努力を重ねていきたいです。東京大学 理科一類有馬 佳奈さん(甲南高校卒)推薦入試で東京大学理科一類に合格しました。この一年は大変でしたが、それでも浪人をしてよかったと思いました。最初私は、予備校に行って成績が上がるのか、浪人生活はつらく厳しいのではないかと不安でした。高校生の時の私は集中力もなく、学力にも自信がありませんでした。しかし、その不安はすぐに払拭されました。私は添削指導を一年間続けました。難しい問題も多くありましたが、一緒に添削をしている友達と競い合ううちに、楽しんで取り組むようになりました。難しい問題が解けると先生が驚き、褒めてもらえるのはとても嬉しく、また「自分の成績は上がっているんだ」という自信にもつながりました。しかし、成績は順調に上がったわけではありません。成績がなかなか伸びない時期や、模試で大失敗したこともありました。それでも二学期の後半では納得のいく成績がでるようになりました。必ず成績は上がるので自信を持って、これから受験をする人達も、頑張ってください。私は推薦入試を受けるにあたり、推薦は受けず一般入試に専念した方がよいのではないかと何度も考えました。しかし、勉強をしていくうちに判定もよくなり、オープン模試でも二次力に自信を持てるようになりました。一般入試で合格できる自信がつき、推薦の準備に時間を費やすことができました。合格の報告をした時、先生方は私以上に喜んでくださいました。それがとても嬉しく、高予備で一年間頑張ってよかったと心から思いました。高予備と甲南の先生方、友達、そして家族がいたからこそ悔いのない充実した浪人生活を過ごせました。ありがとうございました。9

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