高等予備校入学案内_2022
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今年、大阪大学人間科学部に合格出来たというのが今でも信じられません。無理をして心身崩れた現役時の反動から長時間の勉強が困難になっていたり、秋に帯状疱疹をやって一週間潰れたりと、順風満帆な浪人生活ではなかったからです。しかし、高予備で出会えた仲間や先生方のおかげで、共通テストは現役時より百点以上高い点数をとることが出来ました。そんな私だからこそ伝えられることを、これから浪人される方々へ書きたいと思います。まずは体調を大切にして下さい。現役時、睡眠時間を削りましたが、頭が回らないので成績が伸びず、それで精神を病むというサイクルが出来上がりました。高予備の先生に七時間寝るように言われ、そのようにすると、先程と逆のサイクルになりました。次に、基礎を大事にして下さい。私は数学が苦手だったのですが、本当に基礎レベルの参考書をマスターすることで数学を克服出来ました。某先生が、どんな応用も基礎からの延長だとおっしゃっていたように、応用問題は全て基礎の組み合わせで出来ています。高予備にくると、自分の基礎の理解の浅さに驚くことがあるかと思います。“こんな簡単なこと”が出来ない自分から逃げずに、一個一個潰して下さい。最後に、頑張った気になって満足しないで下さい。私もそうだったのですが、得点にならない勉強を長時間続けても無意味です。本当に得点に繋がるか、常に自問自答することが大切です。これらのことは浪人して気付いたことでしたが、現役時がむしゃらに詰め込んだ知識も受かるために必要でした。来年頑張ろうと思っている人は、どうか今も大切にして下さい。厳しいことも言いましたが、皆様の合格を祈っています。最後に、ポンコツだった私に誠心誠意指導して下さった高予備の先生方への感謝を述べ、結びとさせて頂きます。一年間の浪人生活を経て、第一志望の大学に合格することができ大変嬉しく思います。この一年間支えてくれた方々には本当に感謝しています。浪人するなら違う大学を目指そうと思い、名古屋大学農学部を目指して浪人生活を始めました。高三のときに受験した大学では数Ⅲが不要で理科も一科目でよかったのですが、名大は数Ⅲや理科二科目が必須なので、忘れている部分も多く周りの受験生に追いつけるか不安でした。しかし、高予備の先生方の授業は本当にわかりやすく、質問するときも丁寧に教えてくださったので、最初遅れをとっていた教科はもちろん他の教科の成績も伸ばすことができました。共通テストでは、昨年のセンター試験より百点ほど点数が上がり、自分の成長具合に驚いています。高予備で勉強することを選んで正解でした。ここから、浪人する上で私が大変に感じたことを書きます。共通テストが終わったあと燃えつきてしまい、勉強する意欲がなくなり、さらに過去問の大問を丸ごと解けないことも普通にありました。勉強に集中できない焦りと二次で逆転されるかもという不安でいっぱいでした。この時期を乗り越えるのが一番辛かったです。これから浪人する皆さんも、どこかで勉強を辛く感じる時期を経験するかもしれません。そんなときは思いきって勉強を休んでください。私も授業に出ずに散歩に出たことが何度かあります(笑)。楽になったら再開すればいいです。あまり思い詰めないことが大事かなと思います。浪人生活はたった一年間でしたが、私の価値観や人生を変える重要な一年間になりました。予備校を卒業した今、高予備で浪人できた自分は本当に幸せ者だなと思います。この一年の経験を大切にして、大学での生活を充実したものにしていきます。15北大基礎を見つめ直すこと神戸大学 海洋政策科学部 海洋政策科学科同志社大学 理工学部 機械システム工学科立命館大学 情報理工学部 情報理工学科立命館大学 理工学部 機械工学科上村 洸貴くん(鶴丸高校卒)名古屋大学 農学部 応用生命科学科宮永 理央さん(鶴丸高校卒)これから浪人される方へ伝えたいこと大阪大学 人間科学部 人間科学科中央大学 文学部 人文社会学科 社会学専攻同志社大学 心理学部 心理学科立命館大学 総合心理学部 総合心理学科下豊留 愛さん(志學館高等部卒)浪人生活を終えて北海道大学 総合入試理系 物理重点選抜群飯野 英明くん(志學館高等部卒)北大に落ちて、高予備に行くことを決めた。点数開示をしてみると30点差で落ちていた。これは大失敗した数学で大問一個分の点数であった。なので、今年一年はとにかく数学を重点的にやっていこうと思い、少し難しめの参考書を買って自分でやり始めた。僕は入試の一か月前から数学の添削を頼んだが、そこで思ったのは、もっと早く始めておけばよかったということであった。先生に細かく見てもらうため、一問一問に取り組む解答の質が格段に上がった。また、その参考書も新学期が始まり授業についていくことにいっぱいで、結局、中途半端になってしまったのは今でも後悔が残っている。しかし、その参考書を一旦置いて、授業に集中したのは大正解だったと思う。一つの講義あたり四つの問題が載っており、僕はそれに90分くらいかけて予習していた。分からなくても限界まで考えるクセがついたおかげで、入試本番の際、詰まってしまった設問で最後まで粘り、残り十分で解法を思いつき、何とか解答を書くことができた。二学期にはクラス分けテストであまり点数が取れず二番目のクラスに落ちてしまったが、そのクラスのテキストの難易度が北大と同じくらいだったので、大変良い演習になり、結果的に自分にとってとてもプラスに働いた。昨年は解法の暗記ばかりに目が行って、地に足がついていなかったと思う。数学の実力を伸ばすには、手を動かして限界まで考え、授業を聞いて分からなかった所を先生に質問するという、この二つの積み重ねがとても重要だと思う一年であった。また最後の最後まで添削してもらい、それが自分の自信につながった。高予備に来て、本当によかった。このたび現役の時からの第一志望であった神戸大学海洋政策科学部に合格できたことを大変嬉しく思います。支えてくれた両親、最後まで添削指導をして下さった先生方、そして常に励まし合いながら頑張ってきた友人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。さて、私が浪人生活を送るにあたって、まず最初に感じたのは基礎力の足りなさでした。高予備の基礎シリーズの授業を受けていく中で、自分が現役の時にいかに基礎を疎かにしていたかを痛感しました。そこで、私は基礎シリーズの授業の予習と復習を徹底することに決め、それを継続することにしました。すると、現役の時に伸び悩んでいた成績が嘘のように上がっていきました。その調子のまま夏期講習、完成シリーズ、冬期講習へと進んでいき、受験が終わった今思い返すと、模試の成績は一度も下がったことはなく常に右肩上がりで、共通テストでは現役時よりも百点上の自己最高得点を記録することができました。私が浪人生活を成功させることができた一番の要因は、前半での基礎固めに尽きると思います。基礎が固まれば、応用問題等も自然と解けるようになっていくと思います。この浪人生活で得た忍耐力や達成感を胸に、これからの人生を歩んでいきたいと思います。

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